アフル・バイト通信(ABNA)
ガザのジャバリヤ難民キャンプで、イスラエルの爆撃から残された未爆発の弾薬が爆発し、7歳のパレスチナの少年モハマド・ハジャジは右目の視力を失いました。この事故は、モハマドが家の前で遊んでいる際、地面に落ちていた不明な物体に触れた瞬間に起こりました。その物体は予期せぬ爆発を引き起こしました。
モハマドの父、ハーリド・ハジャジは、「モハマドは友達と遊んでいた時、地面にあった奇妙な物体に触れました。それが爆発し、彼は血だらけになっていました。急いで病院に運びましたが、医療機器と薬の不足から、別の病院に転送しなければなりませんでした。そこで右目を摘出する手術を受けましたが、現在も彼の状態は深刻です」と語っています。
家族によると、モハマドが迅速にガザ外に移送され、専門的な治療を受けなければ、完全に視力を失う恐れがあるとしています。父親は「左目の治療には医療の奇跡が必要です」と述べました。
モハマドは精神的にも大きな影響を受け、今では遊ぶことも学校に行くこともできません。彼は常に不安と恐怖に悩まされ、爆発音に対して強い恐怖感を抱いています。
父親は、国際的な保健機関と人権団体に対して、モハマドの声を届けて欲しいと訴えています。「息子が完全に視力を失わないよう、彼が再び他の子どもたちと遊び、普通の生活を取り戻せる日を迎えられるよう願っています」と語りました。
ガザ当局によると、現在ガザ地区内には30,000発以上の未爆発弾薬が残っており、これらは市民、特に子どもたちにとって大きな危険をもたらしています。









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